感染リスクが低い整形外科の看護師

看護師が整形外科を選ぶ魅力として感染リスクが低いことがよく話題になっています。医療機関で働いていると多かれ少なかれ感染リスクがあるのは確かです。感染症を持っている患者が来院することがあるからですが、整形外科は怪我や骨折などで困っている患者が集まってきます。風邪や炎症などによって来院することはほとんどないので、感染症を持っている患者が少ないのが特徴です。

新型インフルエンザやノロウイルスに加えて、新型コロナウイルスも登場して感染リスクに対する認識が社会的にも高まりました。医療従事者の間でも感染リスクの問題がよく話題に上るようになり、看護師としても身を守りたいと考えるケースが増えています。そのため、ますます整形外科の人気が高くなっているのが現状です。

整形外科はクリニックとして独立していることが多いのも魅力です。総合病院の中にも整形外科はありますが、怪我などの症状が重くない患者の多くはクリニックに通って治療を受けたり、検査をしたりするのが一般的です。クリニックでの働きやすくて感染リスクの低い環境を手に入れられる点で整形外科は優れています。高齢者が増えている影響でリハビリテーションのニーズも高く、整形外科クリニックの数も増加してきました。そのため、転職して整形外科で働きたいと考える看護師も増えてきています。ただ、人気があるので競争率が高く、充実した経験やスキルを持っていることが転職するには重要になっています。